賃貸マンションで壁掛けテレビにチャレンジ!?壁掛けテレビ用の下地をDIY!

その他

荷物や家具が増えてしまい、スペースの確保が困難になって、ちょっと手狭になったので引越しをしました。

交通の利便性がとても良く閑静な住宅街で気に入ってはいたのですが、間取りが狭いのが難点でしたね。

今度は間取りの広さを求めたため、都心から少し離れることにはなってしまいましたが、条件の合う物件が見つかったので引越しをすることに。

この引越しを機に自宅のインテリアで遊んでみようと考え、まず手始めに壁掛けテレビ用の下地造作をDIYしてみました。

前の記事で、マンションでの壁掛けテレビの固定方法について詳しく記事にしてみましたが、自分でそれを実践した形です。

マンションでも壁掛けテレビは出来るのか!?壁掛けテレビでリッチでお洒落な気分に!

ですが賃貸なので床、壁、天井に固定が出来ません。

古木材を使用してヴィンテージ風に仕上げました。

ともとは壁掛けテレビ用の造作部分のみの製作予定でしたが、趣味のギターの保管場所に困っていたので、どうせならディスプレイしてしまおうということで後から追加でこちらも自作。

テレビ部分の造作幅は約1,200mm、床から天井までの高さは2,400mmです。(テレビは40インチ)

総厚みは130mm程度。テレビの厚みも入れると200mm程度になりますがテレビボードを設置することを考えればかなり薄く設置出来ます。

賃貸なので当然壁や床、天井への固定は出来ませんし、傷つけることも出来ません。
床や壁を傷つけない工夫、すぐに取り外しが出来る様にもしてあります。

また引越しするかもしれませんからね。

固定方法について

テレビの壁掛け金具を固定するための壁面を造作する訳ですが、一番重要なのは天井部分です。

この天井部分の部材がビスを抜くとカパッと外れるようにしてあり、内部に固定の為のパーツを隠してあります。

そのパーツは何か!?地震対策の家具転倒防止用の突っ張り棒です。

安いプラスチック製のものでは不安なので、価格は高いですが金属製ジャッキアップ式のものを2個使用しています。

このタイプのメリットは突っ張りの面積が広いのとジャッキ式なのでかなり突っ張りの効果が効くところです。また狭い隙間に使用出来るのも便利ですよね。

プラスチック製ですと隙間が広くないと設置出来ませんし、何より安価な代わりに大丈夫かこれ!?というぐらい貧弱。

通常の家具の転等防止で対策する場合にも私ならこちらを使用します。

木材のフレームを組んで、ジャッキ式の突っ張り棒を利用して天井から突っ張って支えています。

これならどこにも固定せずに自立させることが出来ます。

(注意)過度に突っ張り棒をジャッキしすぎますと天井が持ち上がって壁と天井の間に隙間ができる、天井が抜ける可能性があります!

使った材料は?費用は!?

材料は仕上げ材の古木以外ほぼホームセンターで揃えました。

(材料)
・固定用突っ張り棒 ふんばるくん 2個で5,000円~6,000円程度
・フレーム用木材 20mm×90mm 製材されたホワイトウッドを使用 3,000円程度
・仕上げ材下地合板 920mm×1820mm×5.5mm 2枚 1,600円程度
・副資材 ビス等 1,000円程度
・仕上げ材 古木 80,000円程度 ※古木材は知り合いの職人さんから手配購入
 合計91,600円程度 

(使用した工具)※DIY用にもともと所持していたので購入はしていません。
・電動丸ノコ
・電動ドライバー(インパクトドライバーでも可)
 等 

別途テレビの壁掛け金具が必要になりますが、こちらも以前に購入済みなのでリストには含んでいません。メーカーの純正品で20,000円ぐらいだったと記憶しています。

仕上げ材については今回奮発して古木材を使用しましたが、もっと安く仕上げる場合には塩ビのシート材かクロスでも良いと思いました。

知識のない方でも簡単に貼れるシート、クロスがアマゾンや楽天で販売されています。
色や柄が豊富にあるので部屋のイメージをしながら色や柄選びをすると楽しさ倍増ですね!

製作手順について

製作手順については

①全体の大きさを決め、フレーム(骨組み)を組み立てていきます。
②フレームを壁面に設置し突っ張り棒でジャッキアップ
 フレームで床や壁を傷つけないよう要所要所にクッション材挟みました。
③仕上げ材固定用の下地ベニヤを前面に貼り付け。
 ベニヤ材は大きくカットが大変なので予め大きさを決めてホームセンターのカットサービス(有料)を利用。
④仕上げ材の古木をビス固定
 
■完成■

工夫したところは、材料のカットが大変そうな木材はホームセンターのカットサービスを利用したところですね。

1カット50円程度、寸法もピッタリにカットしてもらえますので想定出来る範囲のカットを出来るだけ済ませておくことで後々の作業が楽でした。

また木材は材料の選択によって組み立てた後の木材の臭いが気になる場合も有りますので、材料の選別にも気を使いました。

仕上げ材についても材料の使いまわし、また作業性を考慮して極力材料のカットのない工夫をしています。

特にギターのディスプレイ部分はランダムに張ったデザインにしていますが、材料をほぼカットせずに使用しています。

まとめ

引越しをきっかけに壁掛けテレビを自作で実践してみました。

手間は掛かりますが自作するメリットはやはりコスト面ではないでしょうか。

同じ内容を専門の大工さんにお願いした場合、材料等も含めて20万~30万程度の費用が掛かってしまうと思います。

自作の場合は材料費のみで製作が可能ですから、新たに工具を購入したとしても1/2、1/3程度のコストで可能ではないでしょうか。

賃貸なのに私の様に勢い余ってここまで造作してしまう方もあまり居ないかと思いますが、持ち家でしたら挑戦してみてはどうでしょうか!?

部屋をイメージしながらのプラン、製作は楽しいですよ!

テレビの上の空間が空いているのでこれから小物で装飾していきたいと思っています。

(安全性について)

突っ張っているだけで倒れてこないの!?地震は大丈夫なの!?と疑問に思われる方がいるかと思います。

一応平常時の安全性、強度は考慮しての製作をしていますが大きな地震がきたら倒れる可能性はあります(笑)なので自己責任です!

もし平常時に倒れてきたら血だらけになりながらその事を記事にしたいと思っています!

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