ワックス・フロアコーティングは必要?フローリングの寿命について

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フローリングは部屋内でも面積が広く、日常的に目に付く場所です。
簡単に交換出来るものではありませんし、結構気を使いますよね。

お部屋の中をいつまでも綺麗に長く保ちたい。
特に新築で戸建てや、マンションを購入された場合はなお更だと思います。

フローリングの寿命は日頃のメンテナンスの有無に大きく関係しています。

メンテナンスについて相談を受けることも多いので、フローリングの寿命やワックス、コーティングは必要なのか?気になる点を記事にしたいと思います。

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フローリングって何で出来ているの?フローリング素材

現在販売されているフローリングは数種類ありますが主に
①単板フローリング(複合フローリングと呼ばれます)
 木材の表面を薄くスライスし、仕上げ材として貼って塗装をしたもの。

②シートフローリング
 表面の仕上げ材として人工素材ビニルシートを張ったもの。
 (ノンワックスフローリングと呼ばれます)

①、②はいずれも木材の合板をベース(基材)に表面の仕上げ材(単板・ビニルシート)を接着したもので素材のほとんどが木材で出来ています。

③無垢材フローリング(単層フローリングと呼ばれます)
 天然木をそのまま使用したフローリング。

③は変形(伸縮)しやすい、節が入るなどの特徴がありますが、現在では輸入木材も希少なものとなっており高級素材となっています。

新築される戸建てやマンションで使用されているフローリングは、①単板フローリングと②シートフローリングが一般的です。

ですのでフローリングは表面からベース(基材)までほぼ木材で出来ているということになります。

フローリングの寿命って?

気になるフローリングの寿命についてですが、一般的には目安として10年から20年程度と言われています。

ですが傷や汚れを気にしなければ、消滅するものではありませんのでそれ以上も寿命も考えられます。

居住される家族の構成によってもかなり左右されますね。
ペットを飼っていたりすると、ダメージが大きく劣化が早まる場合も。

例えば育ち盛りの小さなお子様、ペットが居るご家庭でしたら、日常的にフローリングへの傷ダメージが多くなりますのでフローリングの寿命、劣化も早まります。

劣化するとどうなるの?

フローリングは劣化すると表面に小さなヒビが入り始め、そのヒビからゴミや埃が表面材を接着している隙間に入り込み除々に表面材が剥がれはじめます。

やがて割れが大きくなり、汚れが浸み込んで黒くなったり、欠けるように劣化します。
また単板フローリングの場合、表面の塗装が部分的に剥がれてしまう場合もあります。

通常の使い勝手であれば、それほど早く劣化の症状が出ることはありません。
およそ10年経過以降といったところでしょうか。

経年の他に劣化の主な原因としては水分によるダメージ、表面への衝撃によるキズやダメージが考えられます。

フローリングは木素材なので水分を含むことによるダメージが大きく、水分を含み膨張し乾燥により収縮を繰り返すことによって表面が割れ劣化しやすくなります。

過激な例ですが以前、洗濯機の排水ホースが外れてリビングが水浸し。。。
という連絡があるオーナーさんからありました。

フローリングを踏むと継ぎ目から水が噴き出してくる状態。
オーナーさんも唖然とされていました。

水を含んだフローリングは膨張して、乾燥したあとも膨張したたま。
目視でフローリングが波打っているのがわかるほどでした。

結局、オーナーさんの入っていた保険を使ってフローリングを張り替えたのですが。

物理的に劣化を防ぐ?

形あるものですので、使っている限り完全に劣化を防ぐことは出来ませんが、工夫することにより劣化を遅らせる、フローリングを長持ちさせることは可能です。

ペットを飼われてるオーナーさんから、廊下~リビングまでタイルカーペット敷きの依頼を受けたことがあります。

フローリングの表面を覆ってしまうので、物理的な保護となりますがペットもフローリングで足を滑らせる事がなくなり喜んでられました。

ただこの場合には、ほぼ毎日の掃除機掛けが理想的です。

小さなお子様が居るご家庭では、リビングの一画に市販のクッションマットでキッズコーナーを設けている方もいらっしゃいました。

お子さんが大きくなられたら、取り外しも可能なので良いアイデアだと思います。

これも物理的な保護になります。

ワックスやコーティングで保護?

ワックスやコーティングで保護するケースが一番多いように思います。
①表面的な美観、光沢や艶を出し効果で高級感
②表面のキズや汚れはワックス・コーティングと一緒に除去
 定期的なメンテナンスで美観を維持

②のメリットがとても大きいと思います。
実際、中古物件のメンテナンスの依頼があった際にワックスを剥離材で除去しますとワックスが真黒な液体に変化します。あまりの汚さに驚愕することもしばしば。

クリーニング後にワックスを塗り直ししますが、光の反射で気になっていた薄い傷や汚れが除去され見違える様に綺麗になりました。

フローリングが綺麗になると部屋も明るくなります。

※シートフローリング(ノンワックスフローリング)には該当しませんが、ワックス・コーティングが出きる場合もあります。

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ワックス・フロアコーティングは必要?

ワックスをする理由について、艶を出す程度の認識の方が多いのではないでしょうか。

ただ艶を出すためのものではなく、劣化を遅らせるためのメンテナンス維持商品なんですね。より保護に特化したのが、フロアコーティングとなります。

ワックスやコーティングをする、しないで数年後のフローリングの維持状況は変わってくるのも事実でしょう。

やはり床が綺麗というのはお部屋のイメージにも関わります。
気になっているのであれば、試してみる価値は十分あるんじゃないでしょうか。

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